データエンジニアとしてキャリアを築いていくには、いくつかの知識を身につけておく必要があります。
そのうちの一つが、RDBやSQLといったデータベースに関する知識です。データエンジニアはさまざまなデータベースを取り扱う仕事のため、それがどのような仕組みでできているかを把握していることが働くうえで欠かせません。わかっていると思っていても、しっかり学び直してみると知らないことが見つかるケースも多いです。常に基礎的な知識を、学び続けることが大切となってきます。
また、データエンジニアにはオンプレミスやクラウドの知識も重要です。データエンジニアは、仕事の中でサーバーやストレージを構築する場面にしばしば遭遇します。状況に応じて社内で設備を組み立てるオンプレミスや、ネットワークを通じて接続可能なクラウド環境を使い分ける専門性が重要です。この2つは二者択一で捉えるのではなく、両方の知識を備えておくことがデータエンジニアとして働くうえでは必須と言えます。
さらに、大規模なデータを取り扱うためには、分散処理スキルを身につけておくのも有用です。分散処理は大規模なデータを処理する際に用いる手法で、複数のコンピューターを使ってデータの処理を行い、それによる負荷軽減とともに短時間で処理を行えるようにするものとなっています。これらのスキルを身につけておくと、データエンジニアとしての仕事の幅が広がるでしょう。
参考サイト【狙い目は<Python×データエンジニア>】